免疫ラボ通信 特別号

免疫ラボ通信 特別号

「プロテサン」の原料
「エンテロコッカス・フェカリス FK-23 濃縮乳酸球菌」
各種乳酸菌と効能について。

FK-23 乳酸菌「プロテサン」ご愛用の皆さま、日頃からご愛顧いただき有難うございま す。ご健勝のことと存じます。「免疫 LABO」通信もしばらくお休みをしておりました。 数年前の消費税アップの実施の有無、送料値上実施、商品リニューアル等が取りざたされ、 バタバタしていたのに伴いご連絡できませんでした。「ニチニチ製薬株式会社」は、順調に 研究成果を上げております。ご愛用の皆さまは、FK-23 菌の良さを充分ご理解されていら っしゃることに甘えて「通信」を一時停止してしまいました。

多くのお客様は、FK-23 乳酸菌の良さを充分ご理解されていらっしゃる方々でございま すが、その後、お蔭様でこの FK-23 菌の優れた内容を知りご注文いただいた、新規のお客 様も多くいらっしゃいますので再度ご認識を深めていただくために、あらためて最近の状 況とともに基本情報をお知らせ致したく「特別号」としてまとめてみましたので是非ご一読 くださいませ。以下、箇条書きにてポイントのみ記載させていただきます。是非お目通し戴 ければ幸いです。尚 令和 2 年ころより、新型コロナ菌が世界を席巻しパンデミック状況 を生み、変異を繰り返し未だに収束の鍵を人間は握っておりません。ワクチン開発は進んで いますが、先ずは乳酸菌での自己免疫での防御が基本になっています。

1、そもそも乳酸菌って何?

乳酸菌とは、代謝により乳酸を産生する細菌類の総称です。生育の為には糖類、アミノ酸 ビタミン B 群、ミネラル(Mn , Mg , Fe 等の金属)が必要な細菌類で、ヨーグルト、乳酸菌飲料、漬け物など食品の発酵に寄与する菌です。外界、地中どこにでも乳酸菌類はあるのですが、FK-23 乳酸菌は、ヒトの体内に住み着いている乳酸菌です。ヒトの乳酸菌は腸などの消化管(腸内細菌)に存在して、他の微生物と共生あるいは拮抗することによって腸内環境の恒常性 免疫力強化・維持に役立っているものです。

2、ヒトの乳酸菌はどこから採取するのでしょうか?

ヒトの口腔内には、約 70 種以上の細菌が住み、腸内に は、500 種以上 100 兆個と言われる細菌が住みついてい ます。ご存知のように母体にいる時は無菌状態ですが、産 道を通る時から細菌は体内に入り、約 5 日で一定の菌叢に到達するそうです。その細菌の中の乳酸菌類が、有害な雑 菌からヒトを守り、バランスを保つように腸内細菌叢(腸内フ ローラ)が構成されるそうです。

この細菌を大きく善玉菌と悪玉菌・日和見菌という大まかな分類をするのですが、それぞ れに乳酸菌類がいます。善玉菌の中の乳酸菌の代表格エンテロコッカス属・ラクトバチラ ス属・ビフィズス菌類等があり、悪玉菌として大腸菌の病原性菌・ウエルシュ菌・クロスト リジウム等が挙げられます。善悪はその量や他の菌類との働きで変わりますが量として分 類されています。どっちつかずの日和見菌類と分類されています。いずれにしても、エンテ ロコッカス FK-23 菌は、ヒトの直腸の糞から発見されました。(これは、重要な点なので承知し ておいてください。)

*注 血液検査液での HDL(善玉コレステロール)LDL(悪玉コレステロール)の善玉と悪 玉とは、意味が違いますのでお間違いなきよう。これは血中コレステロールの血管内での壁に取 りつくのが悪玉コレステロールと言われています。乳酸菌の善玉菌が結果、善玉コレステロール 産生に寄与するのは、証明されていますが、一緒に語ることのできないものです。

3、善玉菌と悪玉菌の作用の違いは?

善玉菌(現在、善玉菌として良く知られているのは、)

(エンテロコッカス・ラクトバチラス・ビフィズス等)の役割 ビタミン・たんぱく合成・消化・吸収補助・悪玉菌の増殖防止・免疫機能の向上=健康

悪玉菌(現在、悪玉菌として良く知られているのは、)

(大腸菌・ウエルシュ菌・クロストチジウム菌等) 腸内腐敗(アンモニア・硫化水素・アミン・フェノール・発がん性物質産生・毒素産生=下痢 肝臓障害・ガン(大腸がん)高血圧・生活習慣病の要因

4、エンテロコッカス・フェカリス FK-23 菌とは?

では、皆さまに飲んで戴いている FK-23 菌について説明します。約 30 数年前に当時のカ ワイ研究者が人間の免疫力維持・強化に働く菌としてエンテロコッカス群の中から、1 つのフェ カリス菌を分離し、これをフェカリス FK-23 菌と名付けました(FK-23 の由来としてFはフ

ェカリス、Kはカワイ氏のK)。その後、FK-23 菌は最も免疫力強化に役立つ菌として発表され ました。今でもこの菌以上の効能が確認できる乳酸菌はありません。
さらに、FK-23 を加熱し死んだ菌として加工することに成功し、加熱処理することにより生きた

菌より 3 倍も免疫力効果が高まる(※1)ことが証明されました。胃で消化されず腸管のパイ エル板から吸収され免疫力を直接強化する NK細胞、M細胞、T細胞、白血球、マクロファ ージ、リンパ濾胞、樹状細胞等免疫細胞の活性化を応援します。

生菌とは「生きているFK-23菌」のことを表 し て い ま す 。 ま た 加 熱 処 理 菌 は 、「 加 熱 処 理 を 施して死んでいる FK-23 菌」のこと表して います。 TNF-αとは、腫瘍壊死因子であり、マクロフ ァージから産生される生理活性物質(サイト カイン)です。

TNF が多く作られるということは、免疫細胞 が活発になっていることを表わしています。

5、乳酸菌は、その特長で飲料やヨーグルトに添加して使われていますが、生菌と死 菌 乳酸菌の数が、それぞれの特色を出しています。

ストレプトコッカス属(レンサ球菌)は、発酵乳酸菌に含まれており、一般的にヨーグルト(例えばブルガリアヨーグルト)の製造に使われています。納豆菌、酵母菌、麹菌と大豆で、納豆や味噌や醤油になる等菌の種類により乳酸発酵で私たちの食品として多々ありますが、ヨーグルト類や飲料の生きた菌は、胃で消化されたり、添加糖類で糖尿病の原因にもなってしまいます。最近腸まで届く乳酸菌とうたう食品もありますが、最低 1 日 1 兆個以上の効 果のある菌数を補強しないと、免疫効果はありません。

6、免疫を活性化するために必要な乳酸菌量

乳酸菌による免疫活性化効果を期待するには一日あたり1兆個の乳酸菌を毎日摂り続ける必要があります。(光岡知足 東京大学名誉教授) 今、テレビCM等で盛んに広告している各種乳酸菌ヨーグルト、飲料類の乳酸菌数をよくみ てください。ヨーグルト類だと1日 100l(約1lバケツで10 杯)、乳酸菌飲料なら 1 日 4~5l(約 70 本、バケツで 1 杯位)食べたり、飲んだりしなくては、最低でも1兆個以上になりません。それだけ補給しないと免疫活性効果はありません。 その点、「プロテサン」FK-23 エンテロコッカス・フェカリス菌は、加熱処理粉末乳酸菌そのものですので、少量(約1g)で、お値段もお安く、その効果は比較できぬほど高いもの です。添加物も飲みやすいようにする物質のみでアレルギー物質も入っていない安全な、本物の乳酸菌そのものです。

7、乳酸菌の特許とは?

ニチニチ製薬(株)では、研究から培養・加熱・粉末状まで自社で一貫生産の加熱処理乳酸菌を使って、今日まで 30 年余り独自の研究者や全国の大学医療現場、研究機関と協力の もと、人間が罹る各種疾病に対しての効能を、動物実験を中心に、臨床も含め研究を進めて きました。その結果は、学会発表、研究発表論文を医学雑誌に発表。現在までに 11 件の効能特許を取得してきました。これは、製薬会社の医療用と同じく厳しい評価を得て、取得し たものです。⻑年の研究者の努力の成果です。 また、以前より出願していた「がん転移抑制剤」(LFK)と「慢性腎臓病進行抑制剤」(FK-23、 LFK)について、2022 年 10 月に特許が取得できましたのでご紹介いたします。

・加熱処理 エンテロコッカス・フェカリス・FK-23乳酸菌・効能特許(令和4年時) ニチニチ製薬株式会社が研究開発し取得した特許です。(特許庁 HP 電子図書館で閲覧できます)

おかげで、インフルエンザや各種感染症予防をはじめ、肝炎、肺炎等成人病や 3 大疾病予防・治療効果を確認し、毎日生まれるがん細胞が 10 年で約 1 センチと言われている進行を初期から撃退し、予防に大いに役立っています。癌が見つかり治療に入った方にも進行を止め、免疫力強化で寛解まで行く方も多くいらっしゃいます。一般的な健康食品とも、特保とも違う予防医学素材として本格的な乳酸菌効果を発揮する ものです。

8、“全ての病気は腸から始まる”(All disease begin the gut,)

医学の父ヒポクラテスの言葉だそうです 。( 内藤裕二京都府立医科大学消化器内科准教授)の講演では、日本人は中年以降便秘が多く、便秘の方に多いのが脳卒中、心筋梗塞と いった心血管イベントと言われるものだそうです。ヨーロッパ中では、驚くことに最もリスクが高いのはパーキンソン病だそうです。我が国では、クローン病疾患患者が 30 年右肩上が りだそうです。多発性硬化症として特に男性にパーキンソン病の発症が多く、神経症状と間 違えやすいのですが、便秘など消化管障害ですとのお話がありました。FK-23 乳酸菌は、便 秘にも作用があり、腸内環境改善に大いに効果があるとの話がありました。下剤は治療でな く腸内環境改善を含めお腹を鍛えることとの講演がありました。昨今いよいよノーベル賞 の山中教授のところの研究でパーキンソン病をついに IPS 細胞の臨床結果で実用化に入るというニュースがありました。難病の治療の画期的な実用化がいよいよ始まります。素晴ら しいですね。それまではどうぞ FK-23「プロテサン」で進行を抑えてください。

9、ニチニチ製薬株式会社について

ニチニチ製薬では、商品の開発・製造から研究まで全てを行っています。このような体制 は、それぞれの部署の考え方を取り入れやすく、意見交換も活発にでき、様々な角度から研 究テーマを得られるすばらしい環境であると考えています。

中央研究所では、大学や研究機関と共同研究を行い、その研究成果を学会や論文で発表し ています。また、安全性評価も行っており、より確実で安全な商品提供に努めています。 そして、以前より出願していた 2 件の特許について、2022 年 10 月に申請が下りたため、 ご連絡いたします。

・「がん転移抑制剤」(LFK) 東京大学との共同研究 ・「慢性腎臓病進行抑制剤」(FK-23 と LFK) 大阪公立大学と京都府立大学との共同研究

最後に

この特殊な加熱処理エンテロコッカス・フェカリス FK-23 乳酸菌は、現在食品として「プ ロテサン」というブランドで紹介致しておりますが予防医学素材であり治療効果もあります。 日本国特許を取得していながら、特許内容を公に記載する事ができない「薬機法」の壁に、 現在の医療問題と予防医学の奨励との矛盾に疑問を持ちながらご紹介致しております。成 人病や3大疾病予防の為に、また治療中の方、癌や心臓病と闘っていらっしゃる方、再発を 恐れていらっしゃる方、パーキンソン病と戦っていらっしゃる方のお役に立てればと心よ り願っております。免疫力は加齢と共に低下します。この FK-23 乳酸菌は化学療法を補完応 援しますし、安全な素材でございますので、ご安心のうえご愛用くださいませ。

専門的なご相談やご質問は、ニチニチ製薬株式会社 お役様相談室 0120-171-868

*詐欺サイトでの「安売り先」にはご注意を!
ニチニチ製薬正規代理店から。

最近 Amazon をはじめとするネット通販でも、「プロテサン」をかなり安いまたはバラ の数包をサービスして販売されています。お値段は、公正取引上強要することが出来ません が、結果乱売を生んでいます。危険なのは個人情報を不正取得されたり、封を開けてのバラ の中に、危険物質を注入されたりしたら大変危険です。現在ニチニチ製薬では、扱い業者を 摘発していますが、お求めいただく場合は必ず正規代理店を確認されますようお願いいたします。
また、正規代理店からの製品には、現在「QR コード 品質管理番号(※2)」が添付されて いますので、必ずご確認くださいませ。

※2 QR 品質管理番号、シュリンク、箱の異常などを確認してください。 左:QR コード見本

*医薬品医療機器法(薬機法)での販売が義務付けられています。

以前「薬事法」の下で、FK-23「プロテサン」が販売されておりましたが、現在は「薬機 法」の下で販売されております。研究され、特許を取得、効能が確認された原料の FK-23 エ ンテロコッカス・フェカリス菌を「プロテサン」の名前で商品として販売されていますが、 商品をお渡し、お届けするときに、原料の乳酸菌の効能を記載したものを同送、又は添付、 お渡しすることが、禁止されています。まだ、私には理解が出来ませんが法規制されていま すので、どうぞこの点をご理解くださいませ。

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